| HOME |
お別れのクスクス
2010.02.10 *Wed
ゼラーラ集落のハビブおじさん宅でお昼ご飯に招かれました。
ここは以前、お友達のイーメンさんが滞在したお宅です。
出てきたお料理は、トウモロコシの粉を使ったクスクスです。
普通は金曜日に食べるクスクス、今日は私の帰国前ということで、弟嫁のラシダさんが特別に腕を振るってくれました。
トウモロコシの粉を使っているだけあって、小麦から作るクスクスよりも黄色っぽくて、すこしねっとりしています。
「どんどん食べて!」
みんなに言われながら、スプーンを口に運んでいると、隣でハビブおじさんがクスクスに「アゴー」をかけはじめました。
アゴーというのはベルベル語で牛乳のこと、それも搾った牛の乳を攪拌して、バターになる脂肪分を取り除いた後の液体なので、酸っぱい飲むヨーグルトのような味がします。
熱々のクスクスに冷たいアゴー・・・。
日本人的に、本来これはありえません。
とはいえ、以前は美味しくないと思いつつ無理に食べていたのが、最近は慣れもあるのでしょう、それほど気になりません。それに形容しがたい味ではあるのですが、トウモロコシの粉とアゴーはわりと相性がいいようです。
大人8人、子ども3人で囲むクスクスのお昼ごはん。
大皿にてんこ盛りになっていたのが、あっという間になくなりました。

ハビブおじさんが、私の陣地にもアゴーをかけてくれました。
一言メモ:
クスクスは、この地域のベルベル語で「ターン」、「シキスー」などと呼ばれ、トウモロコシの粉で作ったクスクスは特に「アボルボン」と呼ばれています。
ここは以前、お友達のイーメンさんが滞在したお宅です。
出てきたお料理は、トウモロコシの粉を使ったクスクスです。
普通は金曜日に食べるクスクス、今日は私の帰国前ということで、弟嫁のラシダさんが特別に腕を振るってくれました。
トウモロコシの粉を使っているだけあって、小麦から作るクスクスよりも黄色っぽくて、すこしねっとりしています。
「どんどん食べて!」
みんなに言われながら、スプーンを口に運んでいると、隣でハビブおじさんがクスクスに「アゴー」をかけはじめました。
アゴーというのはベルベル語で牛乳のこと、それも搾った牛の乳を攪拌して、バターになる脂肪分を取り除いた後の液体なので、酸っぱい飲むヨーグルトのような味がします。
熱々のクスクスに冷たいアゴー・・・。
日本人的に、本来これはありえません。
とはいえ、以前は美味しくないと思いつつ無理に食べていたのが、最近は慣れもあるのでしょう、それほど気になりません。それに形容しがたい味ではあるのですが、トウモロコシの粉とアゴーはわりと相性がいいようです。
大人8人、子ども3人で囲むクスクスのお昼ごはん。
大皿にてんこ盛りになっていたのが、あっという間になくなりました。

ハビブおじさんが、私の陣地にもアゴーをかけてくれました。
一言メモ:
クスクスは、この地域のベルベル語で「ターン」、「シキスー」などと呼ばれ、トウモロコシの粉で作ったクスクスは特に「アボルボン」と呼ばれています。
CATEGRY : 今日の村ニュース
春の兆し
2010.02.09 *Tue
まだ風は冷たいけれど、青空に向かって咲き始めたアーモンドの花

マガマン集落に春の訪れが。
桜に良く似たこの花。
グリス川に近い、広大な畑の一角にアーモンドの木が沢山植わっているところがあり、この時期はちょっとした花見ができます。もちろん木の下にゴザを敷いて一杯、なんていう村人はいませんので、あくまでひっそりとアーモンドの花を愛でる、ということになります。
ちなみに、ウルウイ村の奥にあるアメラゴ、アッスールも有名なアーモンドの里です。
お時間があれば、渓谷に沿って咲いている可憐な姿をぜひ見にいって下さい。
この地域の見頃は2月中旬です。

マガマン集落に春の訪れが。
桜に良く似たこの花。
グリス川に近い、広大な畑の一角にアーモンドの木が沢山植わっているところがあり、この時期はちょっとした花見ができます。もちろん木の下にゴザを敷いて一杯、なんていう村人はいませんので、あくまでひっそりとアーモンドの花を愛でる、ということになります。
ちなみに、ウルウイ村の奥にあるアメラゴ、アッスールも有名なアーモンドの里です。
お時間があれば、渓谷に沿って咲いている可憐な姿をぜひ見にいって下さい。
この地域の見頃は2月中旬です。
CATEGRY : 今日の村ニュース