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ベニメラル・オーズードの滝 (8月13日~15日)

2009.08.15 *Sat
初めてなのになぜか懐かしい

フェズからベニメラルに向かう。所要時間約6時間。
車窓からの眺めを楽しみたくて、バスはあえて昼の便を選んだ。

夏休み中ということもあり、フェズ早朝始発のCTMはほぼ満員。
イフラン、アズロ、ケニフラまでは山がちの道、それからはなだらかな丘陵の道で、道路の状態はかなりよい。時々うたた寝している間にバスは途中の経由地の町に何度か停車し、お客が入れ替わり立ち代りしていく。

左側をアトラス山脈の山並みに沿って走りながら、ベニメラル県にちょうど入ったあたりで、右手に大きな湖が現れた。水は青く澄んでおり、エルラシディア近郊のそれと似ていることから、人口のダム湖ではないかと思った。

090822 213


ベニメラルに着いたのはお昼過ぎ。見るものもとりあえず、
長旅の疲れを癒すのと、日中の暑さを避けるためホテルで少し休憩。

夕方、改めて町を散策に出る。
友人からの事前情報で聞いてはいたが、この町は田舎にあるとはいえ予想以上に大きい。
同じ「県庁所在地」の、エルラシディアと比べるどころではない。
町自体がゆるやかな斜面になっており、なんとなく以前私が住んでいた町を思い出した。
道路沿いには憧れのスーパー、「ASIMA」の看板が出ていた。

道端で停めたプチタクシーの運転手に言う。

「とりあえず、町をぐるっとしてください」

短時間で町の雰囲気をつかむにはこれが手っ取り早い。

ドライバーは不可解な顔をしていたが、他にも客が乗り込んできたので、まずその行き先に向かう。
メイン通りには商店が多い。背の高いビルもある。夕方になって、交通量も人通りも多くなっている。次に乗ってきたお客2人もさらにその先の場所を言ったので、斜面の上のほうの地区も見られた。やっぱり何か似ている。町の感じといい、周りの自然の感じといい、ブラジル内陸部のベロオリゾンチをほうふつとさせる。人口は35万人(プチタクのドライバーによる)と、こちらのほうがかなり規模は小さいけれど、主要都市から離れたなにもない荒野にぽつんと位置しながら、町にも人にも活気がある。窓の外を流れていく明かりが灯り始めた景色に、わけもなく親近感を覚えた。最後にまたタクシーに乗った場所まで戻ってきたので、うまいこと町をぐるっと一周した感じになった。

そのあと、近くのマルシェに足を運ぶ。
外国人観光客が特に沢山来るわけでもないだろうに、この町の人々は明らかによそ者の私をあからさまにじろじろ見たりしない。桃やりんごなど果物を買った屋台のお兄さん達も、程よく気さくだ。
サボテンの実の屋台がそこらかしこにあるので、つい夕食用に買ってしまう。
種が多すぎて食べにくいとずっと文句を言っていたのに、ついにこの夏、ハマってしまった。
喉の渇きには最高の果実。「ビタミンが豊富で肌にも髪にもいい」と、その夜ホテルのサロンでTVを見ていたらちょうどニュースでやっていた。お隣のソファではフロントの女性が横になっていた。今夜は夜勤と言う。女性がするとは珍しい。

たった1日の滞在と名残惜しいが時間がない。
ベニメラルの町をもっとじっくり歩くのは次回に。
明日は滝へ向かう。

(滝レポートは追記にて)

☆インフォメーション☆

ホテル・シャラフ(Hotel Charaf)

シングル 150dh (シャワー、トイレつき) /  100dh (シャワーなし、トイレ共同)
※ツインルームをシングルユースするため割高。またシーズン中のため料金アップ。

バスターミナルのおまわりさんに、「100dh以下で泊まれるところ」とリクエストしたところ、教えてくれたホテル。バスターミナルのすぐそば、大通りに面している。フロントは2階。設備は古いがシャワーの出は良かった。夜中も目の前の道路を走る車の音がかなりうるさかったので、道路側ではないほうの部屋がよいかも。(しかしエアコンはない)
この一角はすべてホテルになっており、同レベルのホテルは他にも沢山あった模様。

オーズードの滝

朝、ベニメラル。
グランタクシー乗り場に行くと、オーズードの滝直行のタクシーに5人集まっている。このルート、普段なかなか人が集まらないと聞いていたが、さすが夏はシーズンで観光客も多い。アジラル経由で行く予定を即変更して、オーズード行きの残り1席をゲット。

ベニメラル(10:20)→オーズードの滝(12:20) 

途中絶景ポイントが次から次に現れる。このルートは中アトラスを越える道である。喜んで携帯で写真を撮っていた隣のモロッコ人女性達(明らかに観光客)も、山道のカーブがきつくなってくるとだんだん元気がなくなる。そして途中で車を停めてもらって吐いていた。


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滝の近くの村で下車。
とりあえずまず滝を見てみるべし。
通りすがりの人に聞いて歩いていくと橋があり、見下ろすと泥水のようににごった川で子ども達が元気に泳いでいる。こんなところにホントに滝があるのだろうか・・・。なんだかだまされた気になる。


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もう少し歩いていくと、川がだんだん細く、流れが速くなり、急に開けた岩場に出た。
目の前に「危険」の看板。でも柵はない。そろりそろりと岩場の縁まで近づいてみる。


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一気に水が流れ落ちている。眼下には滝つぼが!
いきなりだったのでびっくり。こんなにスケールの大きい滝がモロッコにあるなんて。
新鮮に感動。

もっと近くで見てみるべく、滝の底のほうに降りてみる。


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あたりの岩が長年の水の圧力で掘れて掘れて、なんとも言えない不思議な形に落ち着いている。もちろん現在も少しずつ侵食を繰り返し、また数十年、数百年先には水の流れ落ちる場所も変わっていることだろう。


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3段になった一番下の滝つぼでは、これまた人が沢山泳いでいる。その間をすり抜けるように、滝つぼのそばまでなんと「人力いかだ」が出ているではないか!ナイアガラの滝、イグアスの滝でモーターボートで滝つぼまで接近したこの身、ここはいかだも体験しておくべし。


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いかだは全部で4~5台。約10人乗りでちゃんと椅子が固定されている。それぞれこぎ手の趣味が反映されたペイントが施され、色とりどりの造花が飾られている(なぜかぬいぐるみも)。1人7dh。転覆の危険は想定外なのか、救命胴衣は配られない。私の乗ったボートのこぎ手はまだティーンエージャーと思しき男の子。オールを動かしながら、泳いでいる人に声をかけてどいてもらうが、もぐって遊んでいるものあり、岩の上から飛び込むものあり。接触しやしないかとこちらがはらはらする。滝つぼのそばまでくると、霧のような水しぶきがかかって気持ちがいい。写真を撮っていると、男の子が代わりに私の写真を撮ってくれる。なんとも行き届いたサービスである。


人が多くてさすがに泳ぐのはためらわれたが、滝を見るだけでもはるばる来た甲斐があった。
「地球の歩き方」に載っていないけれど、ベニメラルもオーズードの滝もぜひ訪れてほしい場所である。



090822 205
可愛らしく色づけされたタジンを煮る高足火鉢 
@滝へ下りる道の途中のレストランで


☆インフォメーション☆

オーズードの滝へのアクセス

ベニメラルからグランタクシー 50dh (2時間)
※マラケシュ-オーズードの滝もグランタクシーが出ている様子。いづれも夏のシーズン中は観光客が多いので人が集まりやすそうだが、それ以外の時期はチャーターになるかも。


宿泊: HOTEL DAR ESSALAM(ホテル・ダスエスサラーム)

1部屋1人 150dh→値切って130dh、それでもやっぱり割高。
 
全約20部屋、トイレ・シャワーはすべて共同。この時期は家族用にホテルを開放しており、まわりはすべてモロッコ人ファミリー。彼らはブタガス、鍋、食材を持ち込んで自炊が基本。近くに観光客用のレストランもあるので食事には事欠かない。もちろん料金は高い。
部屋にはマットレスが2つ置いてあるのみ。エアコンはないが、風通しが良くて夜は涼しい。奥まったところにある角部屋だったのでドアを開けて寝る。窓からは隣のカフェの音楽が深夜近くまで聞こえていた。



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