カモメの町へ (エッサウィラ) 6月29日~30日
2009.06.30 *Tue
砂漠にはラクダが似合うように、
港町にはカモメが似合う。
しかし、エッサウィラのカモメは若干大きい気がする。
しばらくぶりにカモメを見るのでそう感じるだけかもしれないが。

お友達のユリコさんとNさんと、3人でやってきた初エッサウィラ。
白い壁に映える青空がまぶしい。
いや、青空に白い壁が映えているのか。
どの路地を歩いても、写真を撮りたいような何かが見つかる。
町外れに近いところにあった半壊した建物も、フランス人ぽい観光客の一団が興味深げに見上げているので、何か由緒ある場所なのかと思いつい写真に納めてしまったが、あとでチェックしてみると意外に絵になっているのである。
お昼は港に近い屋台で海鮮物のアラカルト。
観光客には明らかに値段をぼってくる呼び込み役のお兄さん。
交渉の末、200dhで手を打ったもののやはり高かった感あり。
「このまま逃げようか」
食べ終わったあと、ユリコさんと冗談交じりの会話。
良く見ると、店の規模に対して店員(すべて青年期の男性)の数が異様に多い。
実際にこのまま食い逃げする客がいて、それを追っかける役が必要だからかもしれないと、妙に納得する。
食後にはアイスクリームだね、と言いながらアイスクリーム屋を探していたつもりが、いつの間にか買い物モードに。通りに軒を連ねるお土産屋さんはどこも品揃え豊富。つい立ち止まって、物色して、試着して、店員と値段交渉して・・とするうちに時間はあっという間に過ぎていく。
夕刻、日が沈むところを眺めようと、展望台へ。
すでに多く観光客が待機しているように、等間隔で並んだ城壁のくぼみのところによじ登る。海から吹き上げる風はすでに涼しいを通り越して冷たい。展望台の一角では、昨日まであったギナワ(音楽)フェスティバルの名残りか、頭髪が藻のようになったヒッピーの若者達が弾き語りをしている。
そんな中、太陽はゆっくりと彼方の海に落ちていく。
この国はどこにいても夕日が美しい、と常々思っていたけれどここエッサウィラもそのとおり。
やさしい色の空のグラデーションとあいまって、夕日がなんと穏やかに見えることか。
考えてみれば生まれてこのかた、これほどしっかりと太陽が海に沈むのを見た記憶がない。
期せず遭遇した、自然からの贈り物であった。

★インフォメーション★
~エッサウィラへのアクセス~
アガディールからCTMで3時間 70dh
エッサウィラのホテル
Riad Al Khansaa (リヤド・アルカンサ)
3人部屋 (ネット予約にて) 1130dh ※今回は思いきってバスタブ付のラグジュアリーな部屋に泊まりました。お部屋も素敵だったけど、屋上のテラスもくつろげるようになっていて、1泊しかできなかったのが残念。

ネット予約サイト: http://www.odicy.com
港町にはカモメが似合う。
しかし、エッサウィラのカモメは若干大きい気がする。
しばらくぶりにカモメを見るのでそう感じるだけかもしれないが。

お友達のユリコさんとNさんと、3人でやってきた初エッサウィラ。
白い壁に映える青空がまぶしい。
いや、青空に白い壁が映えているのか。
どの路地を歩いても、写真を撮りたいような何かが見つかる。
町外れに近いところにあった半壊した建物も、フランス人ぽい観光客の一団が興味深げに見上げているので、何か由緒ある場所なのかと思いつい写真に納めてしまったが、あとでチェックしてみると意外に絵になっているのである。



お昼は港に近い屋台で海鮮物のアラカルト。
観光客には明らかに値段をぼってくる呼び込み役のお兄さん。
交渉の末、200dhで手を打ったもののやはり高かった感あり。
「このまま逃げようか」
食べ終わったあと、ユリコさんと冗談交じりの会話。
良く見ると、店の規模に対して店員(すべて青年期の男性)の数が異様に多い。
実際にこのまま食い逃げする客がいて、それを追っかける役が必要だからかもしれないと、妙に納得する。
食後にはアイスクリームだね、と言いながらアイスクリーム屋を探していたつもりが、いつの間にか買い物モードに。通りに軒を連ねるお土産屋さんはどこも品揃え豊富。つい立ち止まって、物色して、試着して、店員と値段交渉して・・とするうちに時間はあっという間に過ぎていく。
夕刻、日が沈むところを眺めようと、展望台へ。
すでに多く観光客が待機しているように、等間隔で並んだ城壁のくぼみのところによじ登る。海から吹き上げる風はすでに涼しいを通り越して冷たい。展望台の一角では、昨日まであったギナワ(音楽)フェスティバルの名残りか、頭髪が藻のようになったヒッピーの若者達が弾き語りをしている。
そんな中、太陽はゆっくりと彼方の海に落ちていく。
この国はどこにいても夕日が美しい、と常々思っていたけれどここエッサウィラもそのとおり。
やさしい色の空のグラデーションとあいまって、夕日がなんと穏やかに見えることか。
考えてみれば生まれてこのかた、これほどしっかりと太陽が海に沈むのを見た記憶がない。
期せず遭遇した、自然からの贈り物であった。


★インフォメーション★
~エッサウィラへのアクセス~
アガディールからCTMで3時間 70dh
エッサウィラのホテル
Riad Al Khansaa (リヤド・アルカンサ)
3人部屋 (ネット予約にて) 1130dh ※今回は思いきってバスタブ付のラグジュアリーな部屋に泊まりました。お部屋も素敵だったけど、屋上のテラスもくつろげるようになっていて、1泊しかできなかったのが残念。

ネット予約サイト: http://www.odicy.com
★おまけ1★
エッサウィラのねこたち

保護色?エッサウィラカラーの猫発見

「欲しかったら1匹持っていきなよ」 買うの、買わないの?見てるだけ?
(お店のお兄さんより)
★おまけ2★
エッサウィラで買って来たお菓子。
村ではお目にかかれない品々です。

プリングルスの「Rice infusions」は1年ほど前にTVの宣伝で見て、ずっと食べてみたいと思っていた商品です。ラバトやマラケシュのスーパーで探してもなかなか置いてなくて、やっとここで出会えた、という感じです。
合計124dh。お菓子にこの値段、村人には言えません。
うちで一人ちびちび食べるつもりです。
エッサウィラのねこたち

保護色?エッサウィラカラーの猫発見


「欲しかったら1匹持っていきなよ」 買うの、買わないの?見てるだけ?
(お店のお兄さんより)
★おまけ2★
エッサウィラで買って来たお菓子。
村ではお目にかかれない品々です。

プリングルスの「Rice infusions」は1年ほど前にTVの宣伝で見て、ずっと食べてみたいと思っていた商品です。ラバトやマラケシュのスーパーで探してもなかなか置いてなくて、やっとここで出会えた、という感じです。
合計124dh。お菓子にこの値段、村人には言えません。
うちで一人ちびちび食べるつもりです。
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