This Archive : 2010年01月

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お気に入りスナック菓子の秘密

2010.01.20 *Wed
美味しいお菓子を見つけた。

「VEGA POP(ベガポップ)」という名のスナック菓子。
町の雑貨屋で1個1dhで売られていて、何気なく買ったらこれがはまってしまった。
どういうものかというと、丸くて小さい粒状コーンスナックで、日本の「たこ焼き」というスナック菓子の1個1個を思いきり小さくして、食べきりサイズにパッケージした感じである。

モロッコのお菓子にしては、味がしっかりしすぎている・・・と表示を見たら『MADE IN THAILAND』だった。
フランスやスペインのお菓子ならば分かるが、はるばるタイからもお菓子を輸入していたとは驚きだ。

気になるので、パッケージに書かれている販売元「JC Interfood Co. Ltd」のウェブサイトにアクセスしてみた。
それによると、この本社はタイにあり、スナック菓子をメインに扱っているようである。
ベガポップの場合、味つけには、海草、チキンスパイシー、イタリアンピザ、キャラメルの四種類(限定でミルクコアとバーベキューロブスター)があり、これまでモロッコ各地の雑貨屋で見かけたものは、そのうちのチキンスパイシーとイタリアンピザである。

さらに詳しく読むと、ここで扱っている商品は、タイのイスラム中央委員会から、ハラル製品のロゴ使用を許可されている、と書かれている。ハラルというのは、イスラムが定めるプロセスに則って処理・加工された肉製品のことである。確かにベガポップのパッケージにもアラビア語で「ハラル」と書いてあった。
これは日本のスナック菓子ではまず見かけたことのない表示である。「ポーク味」の商品も少なからずあるが、第一ポークエキスを使っていたり、ポークエキスの入った商品と同じ加工ラインで作られたものは、イスラムの人々にはタブーである。

内容量は10gとあるが、これが実は曲者である。
以前友人のMちゃんと一緒に食べたとき、Mちゃんのベガポップには中身が半分もなく、空気でパンパンに膨れていたために見た目にだまされたのである。

で、今回村の雑貨屋で見つけたイタリアンピザ味のベガポップ。
一気にまとめ買いをして、丸い粒状のスナックが何個ずつ入っているか数えてみた。もちろん、それぞれの粒には若干大小があるので、妥当な調べ方ではないだろうし、計量器を使えばいちいち数える労力も要らない。しかし我が家には1g単位の違いを正確に量れるものがないので、正確さには欠けるがこの方法を取る事にした。

以下、10個分の結果である。

76・75・93・73・83・69・69・71・77・83

こうしてみるとそれほど違いはなさそうに思えるが、それでも93個入りと69個入りでは、手に持ったときの重さも、あけたときのぎっしり感にも違いがあろう。

ちなみにベガポップは、ラバトの某スーパーマーケットで1個1.40dhで売られていた。村の雑貨屋がぽっきり1dhで売っているのに、である。まとめ買いをしたい私のような人間には0.40dhの違いは大きい。ベガポップをお得に買うなら巷の雑貨屋に限る。

これからも、雑貨屋に行く度にこのお菓子を探さずにいられないだろう。
さらに、いつかタイに行く事があれば、別のフレーバーも試してみたいと思う。


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チキンスパイシー味      イタリアンピザ味

CATEGRY : 教えてMorocco

No.60 水を汲みに行くの?

2010.01.19 *Tue
毎日の日課である共同水道までの水汲み。

ちょうど水道が開く頃を見計らって、20リットルのポリタンクを持って外に出ると、ご近所さんからこんなふうに声をかけられます。

「水を汲みにくのかい?」

「アッタギュムト?」


しかしながら、昨年末から次々と、各家庭に水道が引かれ始めています。
こんな風に声をかけられるのも、あと少しかもしれません。

たまには羊の気持ちになって

2010.01.18 *Mon
お昼時、アルケイヤの家にいくと、食卓に不思議なものが。

「この時期、みんな食べてるんだよ」
と言われ、お皿に盛った緑の物体を良く見ると、ウマゴヤシでした。


100118 012

ウマゴヤシは家畜だけが食べるもの、と思ったら大間違い。
別名アルファルファというこの草。
毎朝毎夕、女性達が畑でこの草を刈り取る姿を見かけます。
大半は家畜のえさになるのですが、実は人間達も食べるのです。

以前、草刈りの手伝いをしたとき、女性達と一緒にウマゴヤシの先だけ摘み取って、唐辛子の砕いたものと塩を振りかけてじかに食べたことがありますが、若干青臭くてモサモサした食感でした。

今日のアルケイヤのうちの昼ごはんは、ウマゴヤシをクスクス作るのと同じように蒸かし、トマト、タマネギ、ピーマン、オリーブ、香辛料を加えた「シュナダルフサ」という料理。油はもちろんこの冬収穫したばかりのオリーブオイルで、お肉は入れません。タジンを食べるように、ちぎったパンと一緒に頂きます。お味のほうは、とても素朴で体に優しい気がしました。

そのほかに、
「イフルーズン」というウマゴヤシを細かく切って、クスクスと一緒に蒸しただけの料理もこの時期良く見かけます。
ウマゴヤシには体を温める作用があるらしく、冬限定の村らしい食べ物と言えるかもしれません。
モロッコの定番スープ、「ハリラ」にもウマゴヤシを入れて夜飲むと、体がほかほかして良く眠れるとか。

イフルーズン1
イフルーズン

また、日本の春の七草粥の思わせるのが「スバーホダイヤ」。
先週水曜日は農業暦で1年の最初の日。村人達は、畑で取れる7種類の野菜をクスクスと一緒に蒸して食べました。お粥ではないけれど、日本と同じく7種類の草、というのになんとも親近感を覚えます。



新商品ができました (きんちゃく)

2010.01.14 *Thu
マガマン集落の女性手工芸グループより

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村の女性達が羽織る、ベルベルマントのデザインをモチーフにしました。
赤、ピンク、黄、青色などの裏地付き。

村のアソシエーションにて販売中です。
CATEGRY : お知らせ

肉を求めて400キロ ~メクネス1泊2日~

2010.01.11 *Mon
個人的なことであるが、私は焼き肉が大好きである。
OL時代、新宿の「じょじょえん」という高級焼肉屋に連れて行ってもらい、カルビのあまりの美味しさに涙を流しながら食べたこともある。

さて、「モロッコ」と「焼肉」で連想することは、なんといってもライード(犠牲祭)で食べるブロシェット(串焼肉)である。殺したての羊肉を一口大に切り、タマネギ、香草、クミン・こしょうなどを効かせて焼いたブロシェットは最高だ。

しかし、今回キャッチした情報によると、日本で一般的に言う、牛の「焼き肉」を食べられる店がメクネスにあるというのだ。モロッコでは、牛肉はタジンに入っていることが多く、基本「煮込み」である。焼き肉というのはあまり聞かない。

これはどうしても一度食べてみなければ・・・。


焼き肉を求め、メクネスに向かって出発するその日。
アトラス山脈に大雪が降り、途中の道が閉鎖されているという話だった。CTM(国営バス)は運休、しかし民営バスは動いていた。さすが民営、雪ごときであきらめないのである。

朝6時エルラシディア発の民営バスに乗り込み、いざアトラスを越える。冬の早朝ということもあり、暖房のないバスの中は冷え込みが激しく、まわりに座っているねずみ男達は、ちゃんと毛布を持参して頭からかぶって寝ている。移動の術はモロカンに習え、である。

ザイダの町で朝食休憩をとり、数キロ進んだところで、バスはいつもと違う道に入っていく。
やはり、主要幹線道路のミデルト-アズロ間が通れないのだ。
迂回路はブールメン経由。道幅はやや狭く、こちらもアトラス越えには代わりないが、すでに除雪車が入った後なのか、道に雪はない。途中、メクネス方面からエルラシディアに向かう民営バスと何度もすれ違う。

ブールメンのガソリンスタンドで給油。この時点で出発からすでに7時間が経過。ブールメンは以前、夏祭りのときに1度来ている。予期せず再びやってきたブールメン、せっかだからとブールメン在住の友人、Iさんに携帯メールで町にいることを知らせる。すると、すぐにガソリンスタンドまで出てきてくれた。5分ほど立ち話をしただけだったが、去り際にIさんのポケットからドラ焼きが出てくる。Iさんの手作りおやつをもらえるとは、なんともありがたい限りである。

その後、イフランを通過しアズロに出る。
数日前の寒波が過ぎたのか、雪ではなく雨がしとしと降り出していた。

そして16時、ようやくメクネスに到着。えらく長い道のりだった。
しかし焼き肉を食べるためには、必要な試練だったのかもしれない。

私の到着を見こして集まってくれたH氏、N姉さん、ユリコさんのメクネス軍団3人衆が、念願の焼き肉屋に案内してくれる。メクネス通の彼らは、すでにこの焼き肉屋には何度も来ていて、店の人とも顔見知りのようだ。

噂の焼き肉屋は、スーパーマーケット・ラベルヴィに近い、肉屋兼レストランだった。いつもなら店先で肉を炭火で焼いているらしいが、今日は雨のせいか炭火スタンドが出ていない。連休の最終日の夜で客足も少ない様子だ。店内は見た感じ、どこにでもある大衆食堂といったところだが、意外に広く、若いウェイトレス達(ウェイターではない)が働いている。

店に入ったら、まず注文から。レジのところにある大きな看板にメニューがある。勝手が分からないので、すべてメクネス軍団にお任せだ。

「じゃあ、肉1キロとタンジーヤ2つ」

これは強気な・・・。
4人でそんなに食べられるのだろうか。

「いや、意外と食べられますよ」
というH氏の言葉。肉は冷えるとあまり美味しくないので、少しずつ頼むのがポイントだとか。1キロが妥当かどうかは別にして、焼き肉の極意を心得ている。

席についてすぐに、ウェイトレスのお姉さんが、パンとつきだしのオリーブ2種を持ってくる。

「パンはお腹いっぱいになるから、食べないの」
N姉さんの言葉に従い、肉が来るまでオリーブだけで我慢。

最初にやってきたのはタンジーヤ。
タジン鍋に入った、肉。ソースに漬かっているだけで、それ以外の余計なものは一切ない。良く煮込んであるのかお肉が大変柔らかい。ソースも食べたくて、ついパンに手を出す。なかなかいける。

そうこうするうちに、お待ちかねの焼き肉が、大皿にてんこ盛りになってやってくる。
肉1キロを8枚にスライスしたものは、1枚1枚がかなり大きく、焼き肉というよりステーキに見える。香草・香辛料などをもみこんでしっかりと焼いてくれた感じで、香ばしい匂いがなんとも言えない。歯応えも味もしっかりしている。久々の焼き肉なので、一口、一口、味わって食べる。

先月、村人宅の結婚式で屠られた牛のことがふと思い出される。牛という原型からどんどん切り刻まれ、パーツになった肉のこれはどこの部分なのだろうかと。よく、屠殺現場を見るとお肉が食べられなくなるというが、牛も羊も鶏も、モロッコで見た光景にはまったく悲惨さがなく、むしろどの部分も無駄なく消費されることに感銘を受けた。残さず食べようと思えるのも、こういった過程をしっかり見たからだと思う。

いつもより若干固かったのか、
「今日のはちょっとスジがあるね」
と言うコメントも。しかし気がつくとメクネス軍団は、それぞれの持ち分をぺろりと平らげている。久しぶりの牛焼き肉に感無量だったせいか、遅れを取ってしまった私も、最初の心配をよそに、完食。お腹いっぱいになって、とても満ち足りた気分だった。

メクネスに行くならぜひ焼き肉を。
旅行者の方々にも、おすすめスポットの1つになった。

ちなみに、一人あたりの食事代は55dh(ミネラルウォーター代含む)。
この量でこの値段、妥当ではあるまいか。過去にバスで移動中、某サービスエリアで食べた肉より格段に安かったのは事実である。


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どーんと1キロ、ボリューム満点
パンには手をつけずあえて焼き肉のみで勝負すべし

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タンジーヤというマラケッシュの名物料理もここで食べられる

プロフィール

カリマ

Author:カリマ
出身地:山口県
血液型:A
動物占い:チーター



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