This Archive : 2009年11月28日

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女たちのライード[犠牲祭当日編]

2009.11.28 *Sat
羊をめぐる1日

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朝のお祈りがすむと、一斉に始まる羊の解体。
最初に入れる頚動脈への一刀から皮はぎ、内臓の取り出し等は男性達の役目。1年のうちで、この時ほど男性が頼もしく見えることはありません。

そして女性達の出番。

ハレの日なので勿論、着飾った女性達もいますが、台所担当の女性達はいつもと同じ普段着のまま、切り取られた頭と足とはいだ皮を持って、川や水路へ洗いに行きます。
アイヤダの家では三頭の羊が屠られました。10日ほど前に男の子を出産したばかりのアイヤダも、エプロン姿で作業をしています。洗剤で洗ってきれいになった皮は、これからなめして敷物に、頭の部分はあとで焼いてタジンに入れて食べます。

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内臓の部分は小分けにし、塩・こしょう、しょうがパウダー、ターメリック、クミン、ザフランなどで味付けし、ロールキャベツのように包み、仕上げに小腸でぐるぐるまきにして日なたに干して乾燥させます。ベルベル語で「タコルダス」というこの食べ物。ミモニ家では、もう何十年もこの作業をやってきた、ホーラおばあちゃんが采配をふるいます。娘達に「こしょうが多すぎよ」とか言われながら、その家庭独自の味付けがなされていくのです。
そしてタコルダスは後日、イスラム暦の正月に、タジンに入れて食べるご馳走となります。

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お肉の部分はさっそくブロシェット(串焼き)になります。
家族や来訪者の多いファテマの家では、昼食後すぐにブロシェットの準備。
一口サイズに切ったももの肉にタマネギ、トマト、塩、こしょう、クミン、パセリ、油をよく揉みこんでから串に刺していきます。

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その間に妹のアイシャが炭火をおこします。
「ラブース」というふいごで火力を調節しながら、お肉の両面にしっかりと焦げ目がつくまでアミの上で焼きます。その最中にも「またお客が来た」と、お兄さんがブロシェットを催促にやってきます。焼きあがったそばからサロンに運ばれ、なかなか作業は終りません。
実際、羊のお肉がなくなるまで、毎日のように女性達はこのブロシェットを焼き続けるのです。

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来客が途切れることのない一日。それが犠牲祭。
女性達は交代で近所挨拶に回り、家ではお茶&ブロシェット当番をします。

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