This Archive : 2009年10月

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ねこ道

2009.10.31 *Sat
村にはいわゆる「家ねこ」はいません。

村人の家の扉は日中開きっぱなし。
いつも居る猫が、ふらりと散歩に出ようが、よそのうちへご馳走をもらいに行こうが、家族にとってはどうでもいいこと。
「飼っている」というより「住み猫いている」という感じ。
それが証拠に、どの家庭で猫の名前を聞いても、殆どが「アムッシュ(猫一般を差す言葉)」という面白味のない返事ばかり。

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村では、ねこが通れる道はそれこそ無数。
マガマン集落で見つけたこのねこは、隙間の多い土造りの家を出て、水路にかかったコンクリートの橋を渡り、オアシス畑のあぜ道を通り過ぎていきます。

時には家畜小屋の屋根にのぼってひなたぼっこしてみたり、
また時には畑に生えているウマゴヤシのベッドに寝そべってみたり。


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あくせくする事のない気質の村人と同じく、村の猫も日がなのんびりしています。
だからといってぼーっとしているわけではなく、いつでも危険を察知できるよう動物の本能は研ぎ澄まされています。
ともすると、いたずら好きの子ども達にちょっかいを出されたり、妙なカメラ小僧に追いかけられたりしますから。

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イスマイルさん 2泊3日

2009.10.29 *Thu
その日はエルラシディアに王様が来るらしいとの噂。
県内の市長・役場長はエルラシディアに召集され、町は警察・軍隊・憲兵による厳戒警備体制。
公共の交通機関にも影響が出る様子。

ちゃんと来れるかしらと心配する中、イスマイルさんはメルズーガからエルラシディアを経由し、グランタクシーで無事ウルウイ村に到着しました。

ヨーロッパとモロッコを5ヶ月かけてまわっているイスマイルさん。
最近新しい家を建てたばかりのモハウイさん宅に滞在しました。

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初めてのツーリスト受け入れとあって、家族もちょっと緊張気味。
お母さんのファテマや年長の娘ファティハは、言葉が通じない分お茶や料理でおもてなし。
コミュニケーションで頼りになったのは年長の息子ハフェッドと、メクネスの大学を卒業したばかりの下の娘、ハナン。恥ずかしがりながらも、英語でイスマイルさんと会話しました。
滞在中お貸ししたモロッコの指差し会話帳も大活躍しました。

お母さん達と行った畑では、刈り取った草を背中にしょって歩かされたそう(通常、女性の仕事です)。イスマイルさんが実の息子たちよりも背が高くてがっしりしているから、頼りにされたのかもしれません。

また、このウルウイ村でハマムを初体験しました。勝手が分からないので、一緒に行った下の息子ジャウッドが、垢すりで体をこすってくれたそう。まさに裸のお付き合い。

出発の日は、ロバひきのモハメッド父さんが、グルミマの町まで連れて行ってくれました。寡黙でイスマイルさんとはあまり話さなかった父さん。ナツメヤシを町まで運ぶ仕事があったにもかかわらず、「いいから乗りなさい」と、イスマイルさんを乗せて連れ去っていきました。

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ベルベル語とアラビア語しか分からないお父さんと、町までロバの車に揺られている間、どんな風に過ごしたのでしょうか??気になるところです。

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さようなら、イスマイルさん。

残りの旅も十二分に楽しんでくださいね。
お体にくれぐれもお気をつけて!



熟成するティギニ

2009.10.27 *Tue
ナツメヤシ収穫の季節

「ティギニ」とは、ベルベル語でナツメヤシの実のこと。(複数形:ティギニウィン)
アラビア語では「ツマル(複:ツモル)」と言います。

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今年もみんなの大好物、ナツメヤシが沢山取れました。

各家庭の屋上では、現在収穫したナツメヤシを干す作業が行われています。
自然の力で熟成させることにより、さらに甘くておいしい実になります。

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ナツメヤシと一口に言っても、木によって色も大きさも味も様々。それぞれを分けて干しておきます。
品種によっては干した後、手でもんで荒くつぶし、種ごと塊にして保存します。

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アイトクットウ集落のトッシュ宅でも、トッシュと娘のナジャが丹念により分け。

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マガマン集落ではお年寄り達が一日かけてゆっくり作業。


☆耳寄り情報☆
この時期、村人宅を訪問すれば、間違いなくナツメヤシが食べ放題です。


幻の巨大バッタ

2009.10.25 *Sun
先日、ノラちゃん宅に巨大なバッタが出現したそうです。

彼女の家はグルミマの中心地から少し外れた閑静な高級(?)住宅地の一角。
塀で囲まれた2階建ての大きな家の1階部分を借りていて、外門と自宅の玄関までは広い庭がありナツメヤシの木が植えられいます。

夕方、仕事から帰ってきたノラちゃんが、門の鍵を開けて入ると、玄関先のテラスに何か大きい茶色いものを発見。

よく見ると、なんとそれは子猫くらいはある巨大なバッタでした。
最初はカマキリかと思ったそうですが、脚が長いところを見ると、ちょうど普通のバッタを巨大化した形。
異様なまでの大きさに、飼っている猫のエリカちゃんもビビりまくり。
デッキブラシの先でつつくと、羽を広げて草むらの中にぴょんぴょん飛んで逃げていったということでした。

写真を撮る暇もなく、実際にどれだけ大きかったのかは分かりませんが、そんな大きなバッタがグルミマにいるとは、今の今まで知りませんでした。

何人か村の人にも聞いてみましたが、通常サイズのバッタは畑にいるけれど、そこまで大きいものにはお目にかかったことがないそう。

これは突然変異のバッタか、それとも誰かの仕掛けた罠か。

その後、エルラシディアに行った際、本屋で「モロッコの昆虫図鑑(特に砂漠気候の)」を探しましたが見つかりませんでした。もしそういう本があれば、ぜひ買って真相を確かめたいところです。

というわけで、もう一度ノラちゃんがそのバッタに出会って生け捕りにしてくれたら、続編を発表いたします。


テラス
ノラちゃん宅玄関先テラス、ここで巨大バッタを発見。

庭
うっそうとした庭 いまもこの草むらのどこかに巨大バッタが生息しているに違いない・・・。

(写真提供:ノラちゃん)
CATEGRY : 教えてMorocco

エルラシディアの夕陽

2009.10.24 *Sat
西のワルザ、東のラシディア

グルミマの東60km、バスやグランタクシーで1時間弱のところにあるエルラシディア。

ここはエルラシディア県の県庁所在地であり、北から西から、メルズーガの砂漠を目指してやってくる人たちの中継点となる町である。(マアミド砂漠への中継点となるワルザザートと似たような境遇の町といえば少し誇張かもしれないが・・・。)
かなり大きな町だけあって、進学を希望するウルウイ村の若者の多くが通う大学があり、グルミマでは対処できない病人が運ばれる大きな病院があり、軍隊の駐屯地でもある。

観光客にとっては、特に見所は何もないと単に通過するだけの町かもしれない。

が、しかし、今回この町に住む友人M氏が作成したエルラシディアマップを入手した。

この町に暮らす外国人にとって非常に有効な情報満載のマップである。
ホテル情報、おいしいレストラン情報などもあるので、旅行者にとっても有意義である事間違いなし。
これ頼りに歩いてみると、碁盤の目状になっていて無味乾燥に思えるエルラシディアの町が、どうしてなかなか分かりやすく意外に面白いのである。

ここから読み取れる情報をもとに、パンのおいしい店で朝食を取り、おススメ大衆食堂で焼き鳥を食らい、モロッコ人の親父にまみれずにゆっくりできる場所でお茶を飲む。
夏に出回るソフトクリームも、店によって濃厚具合が違うことまで調査されている。
残念、知っていれば夏通ったのに。


そして夕方、M氏と一緒に訪ねた友人カリームさん宅から眺めた夕陽が見事だった。
大気が澄む秋から冬は特に、町から眺めるアトラスの山々がくっきりと浮かび上がる。
太陽が地平線に消える直前、それまで黄金色だった西の空が赤く変わる。
そして町外れにある、エルラシディアのシンボルともいえる台形の小山とナツメヤシの木々が影になって幻想的な雰囲気をかもし出す。
この町の喧騒というのもほんの中心の数区画だけのことであり、結局は土砂漠に囲まれた大自然の一部だという事を実感する。

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                 (夕陽 M氏による撮影)

というわけで、エルラシディアに一泊する際はぜひ、ホテルの屋上からでもよいので夕陽を眺めてほしい。(屋上にアクセスできるかどうかは各ホテルの人に要確認だが)

☆インフォメーション☆
エルラシディアのホテル
(いろいろある中で泊まった事のある、または見学した事のあるホテルをご紹介)

●ホテル・エルラシディア
シングル 125dh /175dh(エアコン付き) ※隊員割引料金
地球の歩き方にも載っている、バスターミナルのそばにある中級ホテル。少ないがエアコン付きの部屋がある。確かにバスターミナル側の部屋はかなり音がするので、反対側の部屋をリクエストするほうがベター。

●ホテル・ミラノ
シングル 100dh
上記ホテル・エルラシディアとほぼ同等レベルだが若干こぢんまりしている。
バスターミナルを出て、大通りをはさんだ反対側。大通りに面したところに入り口。フロントは2階。こちらも大通りに面した部屋は少しうるさいかも。

●ホテル・ケンジ・リッサニ
シングル ?dh
高級ホテルの部類に一応入るモロッコのチェーンホテル。町の中心からエルフード方面に向かい、橋を渡ったすぐのところにある。会議室、バー、レストラン、プール完備でアルコールもOK。客室のある通路の壁がエメラルドグリーンに塗られていてなんとも不思議。


●ホテル・リヤド
シングル ?dh
エルラシディアで一番高級な(と言われている)ホテル。
町の中心から離れているので、バスやグラタクでやってくるバックパッカーのような旅行者にはまず向かないところ。ロビーの内装も趣があり、プールを囲んでコテージタイプの部屋が並ぶ。在モロッコ日本大使もエルラシディア訪問の際、ここに宿泊された。


☆エルラシディアマップ・・・M氏からの許可を得てお渡し可能


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カリマ

Author:カリマ
出身地:山口県
血液型:A
動物占い:チーター



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